ニーズの概略
概要:
イメージングセンサーのリーディング企業が、血糖値を含む生体情報を光センシングで計測する技術を探しています。
背景・詳細:
生活習慣と社会環境の変化に伴い、世界的に糖尿病の患者数が急速に増加しています。糖尿病の治療や健康を維持する目的のため、自分自身で血糖値を計測して、モニタリングするニーズが高まっています。
現在は、指先に針を刺し、微量の血液を採取して判定する「血糖値測定器」が一般的ですが、、より簡単で痛みもなく、常時計測可能な非侵襲型の小型デバイスが求められています。
イメージングセンサーのリーディング企業が、血糖値を含む生体情報を光センシングで計測する技術を探しています。この企業は、非侵襲で血糖値を計測可能なウェアラブルデバイスの製品化を目指して、学術研究機関や企業との共同研究・開発を模索しています。
技術要件:
下記の要件で共同研究開発が可能な学術研究機関や企業を求めています。
- 小型で血糖値を含む血液情報を中赤外光等で計測できる技術であって、将来的にウェアラブルデバイスへの応用が可能な技術。
- 人体に害のない出力パワー(100mW以下)の光源を使用している技術。具体的には、MPE (Maximum permissible exposure) 100mW/cm2以下であること。
<必須要件>
- 非侵襲で血糖値を計測できること(最終的にはISO15197等の規格に準拠する精度が求められる)
- 将来的にウェアラブルデバイスとして製品化できる可能性があること
<対象外の技術>(ただし、上記の条件を満たせば、これに限定されない)
- ATR方式
- Raman方式
連携形態:
- 共同研究・開発
- ライセンス
- 特許譲渡
- 合弁事業
- その他
技術成熟度(TRL):TRL4〜5
*上記掲載内容は、ジャパン・テクノロジー・グループ(JTG)が各ニーズの概要や要点を、独自に整理、要約、および翻訳(海外ニーズの場合)した上で提供しているものです。
Japan Technology Group, Inc. について
このニーズはJTGが代理して募集しているニーズです。JTGは国際的な知的財産の活用を支援するコンサルティングファームです。グローバルビジネスで培った豊富な経験と高度な専門性に裏付けられたプロフェッショナルサービスの提供を通じて、海外での知的財産の活用と発明の事業化をサポートします。