ニーズの概略
製薬企業ファイザー社が、一般社団法人日本小児内分泌学会と共同で、日本における「小児内分泌疾患医療の向上のための取り組み」に対して、助成対象となる研究/医療機関を募集しています。以下に、その概要を日本語で記載します。ご興味がある方は、文中のリンクから詳細な提案依頼書(RFP)を是非ご確認ください。
ファイザー社の「Global Medical Grants(GMG)」は、医療関連団体が立案・実行するプロジェクト(ファイザーが注力する疾患領域における研究、医療の質を改善するプロジェクト、教育 プロジェクト)を支援しています。
この医学教育プロジェクト助成は、医療現場において生じているプラクティス・ギャッ プ(医学的・科学的 知識はあるけれど、実際の診療や看護などの実践・行動に移せていない、またはその実践・行動が普及していない) や、“クオリティ・ギャップ”(医学的・科学的知識はあり、実際の診療や看護など、実践・行動はしているけれ ど、良い結果・成果が得られない)を埋めるためのプロジェクト、すなわち、医療従事者の行動を変革するプロジェクトに対し、助成金として支援するものです。
【公募の概要】
対象国:
- 日本
申請要件:
以下の施設・団体に所属し、その所属施設・団体として申請してください。個人とし て申請することはできません。
- 大学、大学病院、地域中核病院、その他医療系の教育機関
- 医療系の学会・研究会等
- 医療系の財団法人・NPO 法人等(疾患領域に関する活動を行っている法人、 患者会、患者支援団体など)
- 医師会・薬剤師会・歯科医師会
公募対象疾患:
- 小児内分泌疾患
公募の目的:
下記の「プロジェクトの対象者」における、小児内分泌疾患医療の向上を目的とし た、以下のようなプロジェクトが支援の対象となります。
- 成長曲線の普及
- 学校保健・小児保健との連携
- 移行期医療の推進
- 小児内分泌疾患に関連するこころの医療
- 災害時における対応の推進
- 適正な診断と治療の推進(小児内分泌疾患に関する専門的知識の普及)
助成額:
- 助成総額:10,000,000 円
- プロジェクト 1 件あたりの上限額:2,500,000 円
スケジュール:
- (1 次申請)締切日:5 月 31 日
- 審査(1 次審査): 7 月
- 審査結果通知: 7 月
申請方法:
申請はオンラインにて、ファイザー米国本社の申請システムからとなります。
www.cybergrants.com/pfizer/loi
*初めて申請をされる方は、まず“Create your password”をクリックし、アカウント登 録を完了してください。
本公募の詳細は、下記リンクから提案依頼書(RFP)<日本語>をご覧ください。
Pfizer について
ファイザー社はバイオ医薬品のリーディング企業として、世界レベルの科学研究員、医薬品やワクチンにおける最先端の設計力、社外協業のグローバルネットワーク、製造および市販後における業界一のノウハウを日本のパートナーの皆様にご提供できるものと自負しております。
また、サイエンスを進展させ、効果の高い医薬品やワクチンを健康改善に役立てる際の、良きパートナーとなる確信を持っております。