ニーズの概略
P&Gが、製品パッケージに適用可能な液体と互換性のあるバリア技術を求めています。
背景・詳細:
責任を持って処分されないプラスチック包装は、環境にごみとして残留する可能性があります。散らかった場合に微生物によって消費される生分解性パッケージは、長期的な問題を軽減します。ただし、廃棄されるまで、パッケージは製品を収容し、その安定性を維持するように機能する必要があります。水性液体製品製剤を含むパッケージの場合、パッケージは熱帯条件下での水分損失に対する不浸透性のバリアも提供する必要があります(MVTR <1g / m2 / day、38C / 90%RH)
技術要件:
同社は、38℃で最大24か月間、無菌の水性製剤と接触したときにその物理的特性を保持する複合構造の水バリア層を探しています。
- バリアの成分は、パッケージ内の水性製剤に抽出可能であってはならない
- 水性製剤は、3〜9のpH範囲と10〜90%の水分含有量をカバーする
- バリア層は、好ましくは、押出コーティングによって、またはおそらく水性分散液のコーティングおよび乾燥を介して処理可能
- パッケージが崩壊すると、バリア層もマイクロプラスチックの残留物を残さずに「消失」する必要があります(溶解、分散、生分解…)
- 1つのソリューションで要件を満たすことを望む(ただし、特定のpH範囲をカバーする別のソリューションを付加することも検討範囲)
【検討対象外の技術】
- 連続金属層、例えば 真空金属化アルミニウム、ホイル
- オキソ分解性材料
- PVDCコーティング
望ましい連携形態:
- 共同研究/開発
- ライセンス
- 製品購入
- その他
*Provided by our technology partner
*上記掲載内容は、ジャパン・テクノロジー・グループ(JTG)が各ニーズの概要や要点を、独自に整理、要約、および翻訳(海外ニーズの場合)した上で提供しているものです。
The Procter & Gamble Company について
P&Gは、アメリカオハイオ州シンシナティに本社を置く、グローバルな消費財企業です。P&Gは、180年前に石鹸とキャンドルを作る会社として設立されました。現在は、P&Gは世界最大の消費財企業であり、小さくても意味のある方法で少しでも生活を改善することを可能とする信頼できるブランドとなりました。私たちは、リーダーシップ、イノベーション、シチズンシップという3つのシンプルなアイデアのおかげで、3世紀に渡って貢献してきました。