ニーズの概略
概要:
売上げ数十億ドル規模の世界的食品・飲料メーカーが、以下の2つの方向性で、新規かつユニークな発酵・バイオ変換プロセスエンジニアリング技術を探しています。
- 方向性1:ノンアルコール飲料の味、香り、食感を改善する技術
- 方向性2:植物由来の工場残さを食品・飲料用途の付加価値成分に変換する技術
背景:
チーズ、ヨーグルト、ワインなど、世界中で多くの人々に親しまれている発酵による伝統的食品やアルコール飲料は多数存在しています。しかし、発酵技術の利用はまだ一部の地域に限られているのが現状です。私たちは、ジュース、炭酸飲料、コーヒー、紅茶などのカテゴリーにおいて、発酵やバイオ変換プロセスを利用し、より良い味、香り、食感を開発することを目指しています。
また、バイオ燃料・バイオエネルギー業界では様々なバイオ変換技術が開発されていますが、植物由来の残さ(特にコーヒー、茶、大麦、果実)を付加価値の高い原料に変換する技術を模索しています。
技術要件:
<必須条件>
- 食品・飲料業界で安全に使用されている微生物・酵素である
- ノンアルコール、あるいは少量アルコール生成は許容する
<必須ではないが、好ましい条件>
- 既に実用化されている技術・ソリューションである
考えられるアプローチ:
- 食品・飲料業界に適用可能な全アプローチ
- 他の加工技術との組み合わせも可能
評価対象外の技術:
- 遺伝子組み換え微生物を用いたもの
望ましい連携形態:
- アカデミアやスタートアップ、商業化されたソリューションまで、様々な段階の技術において適切なパートナーシップを想定しています。
提出していただきたい情報 (秘密情報を含まない):
- 企業・大学(技術のご提供者)の概要
- 技術の概要(パワーポイントスライド1-2枚程度)
- 学術論文
- 特許
*Provided by our technology partner
Japan Technology Group について
このニーズはJTGが代理して募集しているニーズです。JTGは国際的な知的財産の活用を支援するコンサルティングファームです。グローバルビジネスで培った豊富な経験と高度な専門性に裏付けられたプロフェッショナルサービスの提供を通じて、海外での知的財産の活用と発明の事業化をサポートします。