ニーズの概略
概要:
シンガポールを拠点とする食品企業が、食品と飼料の生産に使用可能な新規の発酵技術を求めています。
背景・詳細:
発酵は、食品加工に用いられる最も古い技術の一つであり、近年、その新しい応用により脚光を浴びている技術です。2030年までに必要な栄養の30%を地元で持続的に生産するというシンガポールが国家的に目指している目標や、健康的な(機能性、自然)消費、動物の権利の主張といった消費者の巨大な潮流に伴い、発酵技術はこれらの問題の解決に役立つ可能性があると考えています。
食品と飼料の生産に使用できる、あるいは食品廃棄物ループを閉じる一環として付加価値製品を製造するための低コストの原料として食品廃棄物の有効利用が可能な、新規かつ実証済みの発酵技術を求めています。
技術要件:
以下の領域をカバーする発酵技術(ただし、これらに限定されない)。
- 代替タンパク質
- 機能性成分
- 食品廃棄物の有効利用
<評価対象外の技術>
- 既に製品化または商用化されている技術や原料の売買や流通
- 共同研究・開発や特許のライセンス・取得ができない技術
連携形態:
- 共同研究・開発
- ライセンス
- 特許譲渡
技術成熟度(TRL):TRL6以上
*上記掲載内容は、ジャパン・テクノロジー・グループ(JTG)が各ニーズの概要や要点を、独自に整理、要約、および翻訳(海外ニーズの場合)した上で提供しているものです。
Japan Technology Group について
このニーズはJTGが代理して募集しているニーズです。JTGは国際的な知的財産の活用を支援するコンサルティングファームです。グローバルビジネスで培った豊富な経験と高度な専門性に裏付けられたプロフェッショナルサービスの提供を通じて、海外での知的財産の活用と発明の事業化をサポートします。