ニーズの概略
概要:
ペプシコが、自社のサプライチェーンと製造工程のあらゆる側面でGHG(Green House Gas:温室効果ガス)を削減する技術を求めています。
背景・詳細:
ペプシコは、種から棚までGHG排出量を削減することに取り組んでいます。2030年までにGHGを20%削減し、2050年までにネットゼロエミッションを達成するという目標に向かって、協業先を求めて入ります。ペプシコは、食品・飲料業界におけるベストプラクティスの最前線に立ち続けるために、革新的な技術の実用化を目指しています。
ペプシコは、サプライチェーンと製造工程のあらゆる側面でのGHG削減のために、以下のうち1つ若しくはそれ以上の分野で技術提案を求めています。
- 農業 – 持続可能な農業とGHGを多く含む肥料の削減
- 製造 – エネルギー効率の高い製造プロセスの採用、廃棄物の新しい利用方法、再生可能な熱エネルギーの大規模な使用
- パッケージング – GHGを削減する代替パッケージング素材とフォーマット
- 流通 – 自社所有および第三者所有の車両の効率化を支援する技術
技術要件:
<必須要件>
- 過去のグローバル企業との協業経験は必須ではないが、パイロットプラントでの概念実証が求められる
<望ましい要件>
- 既存の生産体制に影響を与えない、商業化に近い技術であることが望ましい
<成功基準>
- 既存の生産レベルを維持しながら、サプライチェーンと製造工程におけるGHGを削減できること
- ペプシコのサプライチェーンにソリューションを統合することができること
<評価対象外>
- すでに確立された既知の技術は評価の対象外
連携形態:
- 共同研究・開発
- ライセンス
- 特許譲渡
- 合弁事業
- その他
技術成熟度(TRL):TRL6以上
*上記掲載内容は、ジャパン・テクノロジー・グループ(JTG)が各ニーズの概要や要点を、独自に整理、要約、および翻訳(海外ニーズの場合)した上で提供しているものです。
Pepsico について
ペプシコ社は、Pepsiだけでなく、QuakerやGatorade、Tropicana、Frito-Layなどのグローバルブランドを持つ世界をリードする食品・飲料メーカーの一つです。