ニーズの概略
概要:
ペプシコ社は、低pH環境や熱処理においても安定した高強度甘味タンパク質を、保存安定性の高い飲料用途として探しています。
背景・詳細:
ペプシコ社は、低pH環境や熱処理においても安定した高強度甘味タンパク質(例えば、ブラゼイン、モネリン、タウマチン)を、保存安定性の高い飲料用途として探しています。
砂糖の削減という分野は、ペプシコにとって引き続き高い関心事であり、費用対効果の高い方法で消費者に受け入れられ、コアブランドを守り、成長させるために、新しい甘味料と技術を模索しています。
技術要件:(飲料の用途)
<必須要件>
- 飲用に安全、毒物学的影響に関する安全性データがある
- 水溶性
- 許容可能な味覚プロファイル
- 低pH(2.7-3.2)飲料中、常温で6-9ヵ月間安定(光、熱に安定、沈殿、相分離なし、保存期間中、最終飲料の風味・味への影響なし、または最小限)
- 熱処理後も安定(ホットフィル:200-205F、33秒;トンネル: 160-165F、10分間;アセプティック:280F、4秒間)。最低限コールドフィル保存処理に適合
- 原材料の賞味期限は最低6ヶ月
- 米国、カナダ、および/または欧州における規制認可への道筋
- 許容可能な使用コスト(コスト指数)
- 成分名が消費者に親しみやすく、「天然」由来のものであること
- 成分表示が「天然」由来であること
<可能なアプローチ>
- 複合体形成、カプセル化、酵素処理による、市販の甘味タンパク質の表面改質に関する概念実証研究
- ペプシコの知見を超える重要な進歩がある画期的な原料
- 飲料用途に適合するものであれば、カテゴリーを超えた活用が奨励される
- アレルゲンの問題がないスイートプロテイン
連携形態:
- 共同研究・開発
- ライセンス
- 特許譲渡
- 合弁事業
- その他
技術成熟度(TRL):TRL4以上
*上記掲載内容は、ジャパン・テクノロジー・グループ(JTG)が各ニーズの概要や要点を、独自に整理、要約、および翻訳(海外ニーズの場合)した上で提供しているものです。
Pepsico について
ペプシコ社は、Pepsiだけでなく、QuakerやGatorade、Tropicana、Frito-Layなどのグローバルブランドを持つ世界をリードする食品・飲料メーカーの一つです。