ニーズの概略
グローバルに事業展開する企業が、分泌型IGA(S-IGA)の産生を『促進する』食品/飲料素材を探しています。
背景/詳細:
免疫機能を高めることによりQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を維持することができるため、食品/飲料用途に適した「免疫力を向上させる素材」を探しています。 具体的には、次の特徴を持つ素材になります。
この企業は、血清型IgAではなく、分泌型IgA(s-IgA)の産生を「促進する」素材に関心を持っています。試験においてプラセボ群ではs-IgAレベルが減少したが、提案素材では「維持」を示すデータがあればs-IgAレベルが増加していなくても関心があります。(例:ビタミンD)。
技術要件:
<必須条件>
- 食品・飲料用途での使用が可能(医薬品ではない)である
- 口腔粘膜(唾液中)や腸管粘膜のs-IgAの産生を促進する素材である
- ヒトを対象とした臨床データがある
- 乳幼児・高齢者を対象としたデータより、健康な成人を対象としたものが望ましい
- 臨床試験がない場合は、動物やin vitro試験のデータがある
- s-IgA向上データがあり、ヒトでのエビデンス情報(疲労感・ストレス軽減・肌他)
- 細菌素材(例えば、乳酸菌)の場合、死菌である
<望ましい条件>
- 作用成分が混合よりも単一成分を希望しております。混合成分の場合は、特定成分の効果を示すためのin vitro試験データを希望
- アスリートを対象とした試験も検討させていただきますが、非アスリート(運動の有無にかかわらず)を対象とした試験データがある素材を希望
- 上記必須条件に加え、以下のデータが取得されている素材にも関心がある
- ヒト、vivo/vitroでNK活性、貪食能、T細胞活性化等のデータ
- 花粉症・アレルギー・感染症対策に関連するヒトでのデータ
- 免疫力向上に繋がるヒトでの体温上昇のデータ
解決策があると想定される技術・素材領域:
- 食品、飲料、ヘルスケア分野
- 乳酸菌
効果・結果に関する要件:
- 提案する素材は食品、飲料向けに試験され、安全であること
- 食品、飲料において広い範囲で添加、試験できる状態にある素材が理想
想定される適用領域:
- 食品、飲料
望ましい連携の形態:
-
- ライセンス
- 共同研究
- 特許権譲渡
Japan Technology Group, Inc. について
このニーズはJTGが代理募集しているニーズです。JTGは国際的な知的財産の活用を支援するコンサルティングファームです。グローバルビジネスで培った豊富な経験と高度な専門性に裏付けられたプロフェッショナルサービスの提供を通じて、海外での知的財産の活用と発明の事業化をサポートします。